FURAGOのライヴを見に行く。
楽し過ぎて飲み過ぎる。
終電を逃す。
よしたかくんの家に収容される。
いつもの夜だ。
何の予定もあるはずのない僕らの休日は、いつだってなし崩しに始まる。
これはとあるミュージシャンたちの、なんてことはない休日の話。
ひどい二日酔いで目覚めました。胃もたれもかなりきついです。
なんであれだけ飲んだ後にラーメンなど食べたのだろう…まったく学習のない後悔ばかりが募ります。
しかしながら、朝起きたらガストに行くことだけは決まっています。
「こんな時代に信じられるのは、ガストの朝定食の安定感だけ。」
とりあえず朝からビールを飲んでみます。
それにしてもガストの朝定食のクオリティは半端ないです。
ミヤザワくんもやってきました。
もっともらしい顔をしていますが、残念ながら何も考えていません。
いつものことながら、決断力の乏しい大人が集まってしまいました。
下北にて機材を預けます。
何の考えもなしに渋谷へやってきました。
「坂が立ちはだかるようなんですが…」
よしたかさんの足腰は着実に衰弱しているようです。
代々木公園でラオス・フェスティバルをやっているという情報をキャッチ。
早速得体の知れない食べ物に反応してしまいます。
「ラーメンバーガー」って…ラーメン好きもハンバーガー好きも,誰も喜ばないであろうことが容易に想像できます。
ラオスビールと腸詰めを購入。
ラオス帽子もかぶってみる。
とにかく飲みます。
しこたま飲んでいます。
ラオス焼き鳥の美味しさに衝撃を受けたミヤザワくんが、店の親父をいきなり表敬訪問。
「ラオス焼き鳥」とか言ってますが、ラオス産なのは炭だけだということは、ここだけの話です。
フェスだけに、バンドの演奏もありました。
「ウィー・アー・ザ・ワールド」のようなピース感のある曲を演奏していたのですが、
その直後の女性ボーカルMCが、開口一番「ねちゃねちゃしたよだれがたくさん出て困る」といったもので度肝を抜かれました。
ここで、良識的な社会人であるミヤザワくんが、渋谷の雑踏に消えて行きました。
「また後で連絡します」といつも言うのですが、戻って来た試しはありません。
残された我々は、よしたかくんの大好きなきゃりーぱみゅぱみゅのCDを買いにタワレコへ。
「やっぱりこっちでお願いします。」
「初回版もうないんかい!!!!」
本格的にすることがなくなってきました。
そこで、よしたかくんに導かれるまま進んで行きます。
いったいどこへむかっているんでしょうか。
心なしか不穏な空気が流れてきたような感じがしますが…
馬かよ……。
夢はだいぶ膨らみましたが、膨らんだだけで弾けました。
その後、あてもなく渋谷をさまよっていると、よしたかくんがその驚異的な動体視力でYDO氏(ベルノバジャムズ / ちくわテイスティング協会)を発見。
お互いほとんど面識はありませんが、飲みに行くことに。
「YDOさん、なんかいい店ありますか?」
「んー、路上じゃない?」
経済的!!
結局ラオスフェスに戻ってきました。
そんな暇人は渋谷じゅう探しても僕たちだけです。
するとどういうわけかbirds melt skyの前田さんたちが偶然合流。
スタンド使いは引かれ合うというのは本当のようです。
最終的にwearerスタッフのフナがやってきて、渋谷の激安居酒屋にログインしました。
それにしても、とにかく金曜の夜から、絶え間なくずっと酔っぱらっている週末でした。
僕らの週末はだいたいこんな感じです。
しょうもなく、それでいて、愛おしく、かけがえがなく。
渋谷の街で僕らを見かけたら、是非声をかけてやってください。 飲みましょう。
僕ら、いつでも暇ですから…
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